栄新工業施行例 〜江戸川区富士見橋

新入社員の皆様へ

平成28年4月1日 入社式

新入社員の皆様おめでとうございます。きょう、皆様を迎えて新しい空気を吸うことができました。 一個人にとっても会社にとっても新鮮な空気は必要です。この空気については二通りの考え方があると思います。 一つは生きる力を与える空気。一つは常にいつもある空気です。私が皆様に望むのは、生きる力を与えてくれる活力ある空気です。 こんにち、建設業界、特に土木業界においても企業競争はますますきびしい時代に直面しております。 しかし企業競争がいかなる形で展開しようと、又、会社内の組織がどう変わろうと、常に最後に残るのは人それ自身です。

わが社は、今年、創立36年目に当たります。初めはわずか6人から出発し、現在では50人を越す人々を迎えるに至りました。 そして、売上高3社合計で50億円規模に達しております。しかし、こうした会社が持っている資産を、けっして財産とは考えておりません。 本当の会社の財産は、ここにいる皆様です。皆様の頭脳そのものなのです。そしてここにいる皆様が、何かを考え、何かを感じている事なのです。 新入社員の皆様は、今日から栄新工業の一員となります。毎日、毎週、毎月、毎年、会社員の仕事は一度慣れてしまうと、 同じ事の繰り返しの様に思われますが、実際にはそうではないのです。同じ伝票を一枚書くなら、もっと効率よく書けないか、 そして、はたしてこの伝票は必要なのかどうかを考える事です。同じ様な現場施行をしても、もっと効率よく出来ないか、 そして、はたしてこの仕事の書類の内容は必要なのか、もっと簡略出来ないかなど、深く考えて行動していただきたいのです。 幸い、皆様の先輩たちは頭脳の細胞をフルに回転させて、今日の栄新グループの業績を築き上げて参りました。 しかし、企業の発展に終着駅はないのです。あすの為の基礎にすぎません。

私達はあすの飛躍の為に決断致しました。社員寮を今年6月末までに完成させ、来年の6月には念願の新社屋が完成する予定です。 私の夢は新しい人が多く集まりわが社のマークをつけた人が多くの仕事をし、社会から多くの信頼を得る事にあります。 その信頼の基礎となるものは何か?それはとりもなおさず皆様自身の人格です。 我々は、ただものを作るだけでなく、己を磨き、 社会の信頼に応えて普段は感じていないかもしれない当たり前としてとらわれているであろう「不便の無い生活」を守るために、 道路・水道・下水・電気などの生活基盤を整える仕事をする事を使命としています。

どうぞ新しい出発の日に心に深く刻んでもらいたいと思います。

栄新工業株式会社 代表取締役社長 新井哲弘

入社式